春に多い雑草とその種類!これからの季節に対処が必要!?

ライフハック

春になると暖かい風と共に草木が青々と茂り、色とりどりの綺麗な花が咲き乱れますよね。

我が家の花壇も春になるとたくさんの花が咲き、より一層にぎやかになります。

しかし、晴れやかな気持ちで花壇を覗いてみると綺麗な花と同時にスクスクと育っているものが…それは雑草です。

 

見た目がかわいらしい雑草や小さくてあまり害のない雑草もなかにはありますが

ほとんどが何倍にも増え、その結果植物を圧迫したりと迷惑なものですよね。

 

今回はそんな春の雑草の種類や見分け方、予防に必要なものをご紹介します。 

一年草と多年草とは

植物には生育タイプがあり、主に1年で枯れてしまう”一年草”と毎年花を咲かせる”多年草”があります。

まずはこの2つの特徴からご紹介しますね。

一年草(いちねんそう)

種をまいて1年以内に花を咲かせるもの。

また、花が咲いた後は種を実らせて枯れる植物。

 

多年草(たねんそう)

花を咲かせ、種を実らせても枯れずに何年にも渡って育つ植物。

多年草のなかでも、一年中葉っぱを茂らせている常緑のものと、夏や冬などには休眠するタイプがある。

本格的なシーズンを迎える前に!春に多い雑草とその見分け方3選!

雑草のなかには花に似た種類がたくさんあります。

何も知らず、「かわいいから」とそのままにしていると

気づいたときには雑草だらけ…なんてことになってしまうかも。

 

まだ春の季節までたくさん時間がありますが、本格的に暖かくなって雑草が増える前に

花に似ている雑草の種類を知っておきましょう。

 

オオイヌノフグリ

この写真を見て、「ネモフィラかな?」と思われた方も多いですよね。

色も花の形もネモフィラそっくりですが雑草です。

 

ネモフィラとオオイヌノフグリの見分け方

・葉っぱが楕円形
・ネモフィラに比べて花がかなり小さい
・群生している
・道端や空き地、河川敷などどこにでも咲いている

こちらは一年草なので夏前には枯れてしまいますが、種が落ちてしまうと

また次の年に生えてきますので要注意です。

ハルジオン

こちらはカモミールにそっくりな雑草、ハルジオンです。

道を歩いていたり、空き地にたくさん生えているのをよく見かけます。

 

カモミールとハルジオンの見分け方

・カモミールと違って花とからりんごのような香りがしない
・ハルジオンは花弁が細く密集している
・カモミールはトゲトゲした細長い葉っぱだが、ハルジオンの葉は細長い楕円

 

こちらは多年草ですので一度抜いただけでは完全に取り切れない場合もあります。

見つけるた度に根気よく抜いていきましょう。

ナガミヒナゲシ

色鮮やかでポピーに似たナガミヒナゲシという雑草があるのですが

こちらは茎や葉っぱから出てくる黄色い汁に毒があるので特に注意しなければなりません。

 

ポピーとナガミヒナゲシの見分け方

・ポピーは茎に毛が生えているがナガミヒナゲシは生えていない
・ナガミヒナゲシは実が細長い
・ポピーは赤・黄・白・青など花の色がたくさんあるがナガミヒナゲシはオレンジのみ

 

一年草ですが、ナガミヒナゲシの1つの実から取れる種は約1500個ともいわれており

すさまじい繁殖力なので一気に増えます。

先ほども述べたように茎や葉から出てくる黄色い汁には毒があるので

触るときは園芸用の手袋をするなど、肌に直接あたらないようにしましょう。

春に生えてしまった雑草!雑草対策に必要なもの3選!

雑草は対策をしてもどんどん種が飛んで来て増えたりします。

その都度抜くのもよいのですが、少しでも雑草を抜く時間を減らしたいですよね。

おすすめなアイテムが3つありますのでご紹介いたします。

 

草取りヅメ

ホームセンターやネットで手軽に手に入る草取りヅメ。

熊手のような爪で土をほぐし、地中深くの根っこまで掻き出すことができます。

手のひらサイズのものから、しゃがまなくても使うことができるロングタイプもあるので

女性や年配の方にも使いやすいです。

ただ、広範囲に生えすぎてしまった雑草を抜き切るのには手作業のためとても時間がかかります。

腰痛や肩こり、熱中症予防のためにこまめな休憩をしながら使用するようにしましょう。

 

除草剤

生えてしまった雑草を一気に根から枯らし、長期的に予防できる除草剤。

最近は100円ショップでも取り扱いがありますよね。

一言に除草剤といっても、粉や液体などいろいろな種類があります。

粉タイプ
  • 雑草が生えるに散布すると発芽予防になる
  • 既に生えてしまった雑草には効き目が弱い
液体タイプ
  • 散布してすぐに効果が表れやすい
  • 雨が降ると成分が流れてしまい効果が落ちることがある

用途に合わせて使い分けると高い効果が期待できそうです。

ただ、強い薬剤になりますのでお子さんのいるご家庭やペットを飼っている方

子ども・ペットがいても使える」などという表記があるものを使うようにしましょう。

グラウンドカバーを植える

グラウンドカバーとは、文字通り地面をカバーする植物のことです。

馴染みがあるものとしては「芝生」がありますね。

雑草が生えないようにあえて繁殖力の高い植物を植えることで雑草予防になりますし、

寂しくなりがちなシンボルツリーの足元や露出した地面に緑が広がるので見た目がとても綺麗ですよ。

中でも特におすすめなのは「クラピア」という植物です。

増殖スピードが速いのであっというまに地面を覆ってくれ、5月~9月には薄ピンクや白色の小さな花を咲かせます。

もちろん人間が踏んでも大丈夫ですし、種を付けないように改良されているので

増えすぎたら抜いて調節できます。近所のお家に種が飛んでいくこともないのでトラブルにもなりません。

まとめ

迷惑な雑草ですが、土があればどこにでも生えるので私たちとは一生の付き合いです。

かわいい花を咲かせる雑草を、あえて鉢に植えて楽しんでいる方もいらっしゃるそうですよ。

ただ嫌悪感を抱くだけではなく、対策や予防をしながら共存していけたらいいですね。

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