季節の変わり目、どうしても体調がだるくなったりしますよね…。
肩こりやなんだか疲れてしまって、温泉にでも入りたいなぁ~なんて思う日も。
でも、どうして温泉に行くとリラックスや疲労回復するって言われているのでしょうか?
今回は、温泉について重要な話を教えちゃいます。
温泉に入るデメリットや危険も合わせてお教えしますのでぜひ周りの方にもご紹介してくださいね♪
温泉はどうして効果があるのか…。
そもそも…。
温泉ってどんな効果がるのでしょうか?
日本温泉協会によると…。
温泉の効果は「温泉」の効果と「温泉以外」の効果があるとのこと。
温泉地でのリラックスなどは温泉自体の効果とはまた別物なので、、、
今回は温泉自体にある効果をご紹介しますね。
大きく分けると「温泉」の効果は3つ
- 物理的効果
「温度の効果」「浮力で体が軽くなる」「水圧がかかる」ことで体の循環や筋肉などに影響し効果が出る。
- 化学成分による効果
入浴の際に「温泉の成分が皮膚を殺菌」。飲むことで含まれた「成分が吸収され内蔵等の機能が改善する」など温泉の成分が与える効果
- 変調効果
温泉に複数回入ることで神経系など調節される。体内の温泉成分の刺激などで神経系が調節されるなどの変調する効果。
温泉の効果は、このような物理的な効果や科学的な効果などのメカニズムから得られるしっかりとした効果。
昔から言われていたとか、そんな気がするという方もいたかもしれませんが…。
実際に効果が調査されることだったって驚いちゃいますね。
温泉の効果とお風呂の効果は違うのか
様々な効果のある温泉ですが。
温泉に含まれる成分は、温泉ごとに違うので自宅のお風呂では得られない効果もあります。
しかし、家のお風呂でも温度や浮力といった物理的な効果はありますよね。
お風呂や温泉に入り体が温めることで、手足など抹消の神経が広がるので血行が良くなります。また入浴で水圧がかかることで血管やリンパの流れを良くしてくれます。
神経や血行が広がり体の中の循環が良くなることで、老廃物などが流れ、疲労回復するというメカニズムが「疲れたら温泉(お風呂)に入ろう」というイメージにつながるのですね!
温泉の泉質のちがいって?
温泉の泉質の違いによって、「切り傷」によい「塩化物泉」や「やけど」によい「硫酸塩泉」など温泉には温泉分析書が書かれていることがあります。
温泉は規定量以上の化学成分を含む場合に「温泉」と言われますが…。
温度が25度以上の場合も「温泉」と言います。
詳しく温泉の種類を上げていくと細かく分類されていくので気になる方は「温泉医科学研究所」をチェックしてみてくださいね!
温泉法では温泉の成分や温度など詳しい温泉の情報を掲示することが定められているので、効能や温度など温泉に行った際には掲示をチェックしてみてくださいね!
自宅でも温泉の科学的な効果を求めたいかたには…
温泉地やドラッグストア、通販では温泉の効果を自宅でも試せるように「湯の花」として薬用入浴剤が売っています。
自宅でも美肌効果やダイエット効果が書かれている入浴剤を買ったことがある方もいるのでは?
効果の理由は成分の科科学的高価だったなんて驚きですよね。
実際におすすめの湯の花はこちら!
・温泉屋 那須温泉 天然湯の花 40g×3包
高雄温泉で自然湧出している温泉の湯の花が、液状でパックされています。
自宅で手軽に本場の温泉を楽しめ、香りも気分転換に最高の1品です。
・別府温泉 マグマオンセン 別府海地獄
天然温泉の温泉水が粉末化してあり、効果もさまざま!
量も多いので買っておけばいつでも使えて便利です。
温泉はいいことばかりじゃないって本当?お風呂で危険な状態とは?!
温泉の効果が実際にあるという事はよい効果だけではないのでは??
温泉や入浴の際に危険な効果やデメリットはどんなことでしょう。
自宅でも気を付けたい入浴の時に危険な事をご紹介します。
危険なことリスト
・お酒を飲んだ後などに入浴すると血圧の変化による脳貧血を起こす
・食後すぐに入浴すると消化吸収の動きが悪くなる
・スポーツをしてすぐに入浴すると筋肉の疲れがとりにくく心臓に負荷がかかる
・温泉成分の効果が悪く作用する
・立ち眩みや体が動かなくなる などなど
実はお風呂や温泉には危険も潜んでいます。
ついつい気持ちよくて眠ってしまう方もいるかもしれませんが…。
じつはお風呂の眠り=気絶と一緒なんです。
入浴の危険って??
- 血圧が下がる危険
入浴により全身に血液が流れ、血圧が低下。脳へ血液が行かなくなる。
その結果「失神」「眠り」の状態に入ってしまいます。
- 血圧が上がる危険
寒暖差が大きいほど入浴前後の温度差に体が反応(血管の萎縮)によって、血管が詰まる。
脳梗塞や心筋梗塞のリスクが出ます。
- 温度や成分が体に合わない危険
温泉や湯の花の成分が体や風呂釜を壊す場合があります。
温度の変化の影響もありますが、成分に反応し皮膚炎や持病を悪化させてしまう。
禁忌症と呼ばれ日本温泉協会や温泉医科学研究所でも注意喚起されています。
このように良いことばかりではないのが温泉やお風呂の入浴です。
リラックスしている時だからこそ、体調変化に気が付かないまま溺死という事もあります。
入浴際には、自分に合った温度や成分なのかしっかりと確認することが大事です。
とくに温泉では環境も変化しますので、今の体の状態や温泉にどのような効果があるのか確認して安心して入浴しましょう!
まとめ
今回は温泉やお風呂に関しての効果やメカニズム、そして危険なことをご紹介しました。
押さえておきたいポイントはこの3つ…
- 温泉やお風呂に入浴すると物理的・科学的・変調的な効果がある
- 温泉の成分は「湯の花」として自宅でも購入できる
- 温泉やおふろの入浴には危険を伴う場合がある
今回の記事をきっかけに、自分の体の不調とそれに合う温泉をチェックしてみてくださいね。
温泉やお風呂の入浴に入ってリラックスする際には、危険じゃないかも確認してから入りましょう。