小学生に人気の習い事ランキング2025|男女別トレンドと親の本音
2025年、小学生の習い事事情はさらに多様化しています。プログラミングや英語といった定番に加え、ダンスやスポーツ、アート系など、子どもたちの個性に合わせた選択肢が広がっています。本記事では、最新の人気ランキングを男女別にご紹介し、保護者の本音や選ぶ際のポイントもあわせて解説します。
2025年版 小学生に人気の習い事ランキングTOP10
- プログラミング教室
- 英会話・英語教室
- 水泳
- ピアノ
- ダンス
- サッカー
- 習字・書道
- 学習塾
- 体操
- アート・絵画教室
男の子に人気の習い事ベスト5
1位:サッカー
運動能力の向上と仲間との連携が学べるスポーツの王道。地域クラブチームに通う子も多く、試合を通して社会性も育ちます。
2位:プログラミング
ロボット制御やゲーム作成など、楽しみながら論理的思考が育つ習い事として定番に。
3位:水泳
体力作りや喘息予防にも効果的。基礎体力の向上を目指して通わせる親も多数。
4位:体操
基礎的な運動能力の育成や姿勢改善に。器械体操やトランポリンも人気。
5位:学習塾
中学受験を見据えた基礎学力強化のために低学年からスタートする家庭も増加傾向です。
女の子に人気の習い事ベスト5
1位:ピアノ
定番中の定番。音感や集中力を養うだけでなく、発表会を通じて自信をつける場にも。
2位:ダンス(ヒップホップ・K-POP)
リズム感と表現力を養えるダンス系は、近年さらに人気急上昇。テレビやYouTubeの影響も大きいです。
3位:英会話
グローバルな社会を生き抜くために、早期からの英語学習は根強い人気。
4位:習字・書道
集中力と丁寧さを身につけられる習字は、礼儀や姿勢の改善にも効果があるとして注目。
5位:アート・絵画教室
個性や発想力を大切にしたい家庭に人気。自由な表現を楽しみながら感性を育てます。
親が習い事を選ぶときに重視しているポイント
- 子どもの興味・やる気(82%)
- 将来に役立つかどうか(64%)
- 教室の雰囲気・講師との相性(51%)
- 通いやすさ・送迎の負担(45%)
- 月謝などの費用(43%)
特に「楽しく続けられること」は親にとっても大きな基準。無理に通わせるよりも、子どもの「楽しい!」を尊重する傾向が強まっています。
最近注目の新トレンド習い事
STEAM教育(科学・テクノロジー・芸術融合型)
プログラミングに加え、科学実験や3Dモデリングなども体験できる教室が増加。将来的なIT・AI人材育成を視野に入れた家庭が支持。
料理・キッズクッキング教室
生活力を身につけさせたい親に人気。SDGsや食育の観点からも注目されています。
演劇・表現教室
プレゼン力や自己表現を育む場として注目。自己肯定感アップを目的にする家庭も。
習い事選びの注意点と失敗しないためのコツ
- 無理なスケジュールを組まない(週に2~3つが限界)
- 本人の意思を尊重する(嫌がっているときは要注意)
- 「合わなかったら辞めてもいい」という柔軟さを持つ
人気の習い事でも「うちの子に合うかどうか」は別問題。体験教室や見学を活用して、子どもとの相性を見極めましょう。
まとめ|2025年も「楽しく学べる」がキーワード
小学生の習い事は「楽しさ」と「将来への可能性」の両立がカギ。2025年は、個性や興味を尊重した多様な習い事が支持される時代です。保護者としては、流行だけでなく、わが子に合った選択ができるよう、情報収集と見極めが大切ですね。
月謝の相場と家庭の負担はどのくらい?
習い事を始める際、気になるのが月謝やその継続費用です。2025年現在の主な習い事の平均月謝相場は以下の通りです。
習い事名 | 月謝の平均 | 備考 |
---|---|---|
プログラミング | 8,000円〜12,000円 | 教材費やタブレット代が別途必要な場合も |
ピアノ | 7,000円〜10,000円 | 自宅用ピアノが必要 |
水泳 | 6,000円〜9,000円 | スクールバスがある場合は送迎不要 |
学習塾 | 10,000円〜20,000円 | 受験対策コースはさらに高額 |
英会話 | 8,000円〜15,000円 | ネイティブ講師の場合は高め |
1人あたり月2万円以上かかる家庭もあり、兄弟姉妹がいる場合はトータルで月4~5万円以上の支出になるケースも。共働き家庭では「教育費としての先行投資」として前向きに捉える声が多い一方で、費用対効果を気にする親も増えています。
共働き家庭と習い事の両立|スケジュールと送迎の工夫
共働き世帯の増加に伴い、「習い事に通わせたいけど送迎が難しい」という声も。2025年現在では、以下のような工夫がされるようになってきています。
- 民間学童+習い事連携サービスの活用
放課後学童と連携し、英会話やそろばん、体操などをその場で受講できるサービスが人気。 - オンライン習い事の導入
自宅で受講できるピアノ・プログラミング・英会話のオンライン教室が拡大中。 - 週末習い事集中型
平日は学童に預け、土日に2〜3種まとめて習わせる家庭も。
共働き家庭では、「親の負担を減らす」と同時に、「子どもが楽しみながら継続できること」を軸に習い事を選ぶ傾向が強くなっています。
習い事をやめたいと言われたときの対処法
どんなに人気の習い事でも、子どもが「やめたい」と言い出すことはあります。その時の対応で、子どもの自己肯定感にも影響することがあるため注意が必要です。
親が取るべきステップ
- まずは理由を冷静に聞く(怒らない)
- 疲れやすさ・合わない点を具体的に聞き出す
- 一定期間様子を見る(1ヶ月など)
- 可能なら先生にも相談し、別の教え方や対応策を探る
- それでも改善しない場合は一度やめる勇気も
「一度やめたら再開しにくいのでは…」と不安に思う親もいますが、再チャレンジのタイミングはまた訪れます。子どもが前向きな気持ちで取り組めることが、何より大切です。
親子で一緒に選ぶことが続けるコツ
子どもの習い事は、「何を習うか」以上に、「どう続けるか」が重要。親子で一緒に体験教室に行き、先生や雰囲気を見て選ぶことが継続のポイントです。
2025年の今、習い事はスキルのためだけでなく、「自己肯定感」「非認知能力」「多様性を認める心」など、将来社会で必要な力を育てる場になっています。
ぜひ、子どもの興味や特性に合わせて、最適な習い事を一緒に探してみてください。