本格的な夏のシーズン!今からでも間に合う!夏の雑草とその種類とは

ライフハック

梅雨から夏にかけて雑草の成長スピードが早く、

気が付いたらあっという間に草が伸びている

なんて事が良くありますよね。

草が伸びてしまっても今からでも間に合います。

どんな種類の雑草が良く生えていて、

雑草対策に必要な物は何がいるのか。

夏場を乗り越えるためにもこれらを紹介していきます。

本格的な夏を目の前に!夏に多い雑草とその見分け方7選!

これから草がどんどん生えてくる季節、

夏の雑草とはどんなものなのか、

またその見分け方などを紹介していきます。

まず雑草には2種類のタイプに分けられます。

1年草

芽が出てから雑草が枯れるまでの期間が1年間の雑草1年雑草と言います。

1年雑草の中にも2種類のタイプがあり、

下記の種類に分かれます。

夏生1年生雑草

(春に発芽し、夏から秋に開花し、冬に枯れる)

冬生1年生雑草

(秋に発芽し、冬を越し、春に開花して夏に枯れる)

多年草

根が土の中に残って2年以上生存する草花の事で、

雑草の場合は多年雑草と言います。

夏に多い雑草

エノコログサ

イネ科エノコログサ属の1年草で、

別名ネコジャラシとも呼ばれています。

見た目的に分かりやすく言うと毛虫のような見た目です。

細長い毛と犬の尻尾に似た穂がついています。

基本的には庭や畑に限らず色んな所に生えています。

 

比較的簡単に引っこ抜きやすい雑草ですが、

7月から9月の開花期になる前に草を取り、

種が飛び散る前に対処する事で、

来年生える割合を減らす事も出来ます。

メヒシバ

イネ科のメヒシバ属の1年草で7月から9月には花が咲きます。

細長い葉っぱや穂が特徴的で、分岐しながら地表を這います。

オヒシバともよく似ており、違いとしては

穂が太いのがオヒシバで、細いのがメヒシバになります。

 

メヒシバは根が強く茎が細いので根っこが抜き取りにくく

手を怪我してしまう可能性もあるので

除草剤を使用して駆除するのが良いでしょう。

ヒメジョオン

キク科ムカシヨモギ属の冬生1年草で、背丈が高く

6月から10月頃にマーガレットに似た花が咲きます。

 

ハルジオンがよく似ていますが、

ヒメジョオンの花の色は白色から薄紫色で中心が黄色です。

ハルジオンの花の色は白色から薄紅紫色で中心が黄色です。

 

ヒメジョオンは多くの種を付け増える為、

草刈り機や鎌を使用して定期的に除草し、

種を付けさせないようにすると良いでしょう。

カタバミ

カタバミ科カタバミ属の多年草(一部は1年草)です。

5月から9月頃には、白や黄色などの花が咲きます。

葉っぱの形がハート形をしており、夜になると下向きに閉じていきます。

地面を這うように成長していくのも特徴です。

 

クローバーと似たような形をしていますが、

クローバーは葉の形が丸み帯びていて白い模様もあって、

カタバミと違って夜になっても葉っぱは閉じません。

カタバミは花が咲き終わると種を飛ばすため

花が咲く5月から9月の間には除草をしておくとよいでしょう。

ドクダミ

ドクダミ科ドクダミ属に分類される多年草です。

基本的には日光が当たる時間が少なく

湿度の高い場所によく生えています。

 

6月から7月には白い花と、

花の中央には黄色い円柱状の花穂を咲かせ、

葉っぱはハート形で、とっても独特なにおいを放っています。

ドクダミは花を咲かせて繁殖力が強くなる

6月から7月になる前に除草するのがベストです。

 

また、地下層に幅広く根を巡らせているので

根っこの取り残しが無いようにしておきましょう。

また、私も経験があるのですが、

素手で触ってしまうと独特な臭いが手についてしまうので手で

草抜きをする場合は軍手や手袋などをして作業する事をお勧めします。

ヤブガラシ

ブドウ科ヤブガラシ属のヤブカラシは

ヒモ状のつるがある多年草で、

茎の途中には伸びる巻きひげが、周りに絡みながら成長していきます。

 

1番よく成長しているもので

2メートルから3メートルくらいまでのびるものもあります。

他の植物やフェンスなどに絡みついているのがよく見られます。

 

開花時期は6月から8で蜜が豊富にあるので虫たちが寄ってきやすいため

なるべく開花の時期までには除草しておきたいですね。

スベリヒユ

スベリヒユ科スベリヒユ属のスベリヒユは

多肉植物で世界中の温暖~熱帯地域に分布している1年草です。

午前中の短い時間だけ小さな黄色い花を咲かせてすぐにしぼみます。

開花時期は7月から9月で花の大きさは7mmほど

花後には蓋が付いたような実をつけます。

 

また、葉っぱは分厚く多肉質で、夜間の間葉っぱは閉じています。

茎は丸みがあり、赤紫色をしています。

スベリヒユを草取りした場合は、そのまま土のある所に放置せずに、

道端などに出して枯渇させませしょう。

土の上に置くと土と活着して復活してしまいます。

夏に生えてしまった雑草!雑草対策に必要なもの3選!

夏に生えてしまった雑草はもの凄いスピードで成長していきます。

そして、季節ごとに雑草対策も違ってきます。

夏の場合はいかに今ある雑草を早く除草し、

もしくは一度にたくさんの効果が出る事が重要になってきます。

その事をふまえた上で必要な物を紹介します。

液体タイプの除草剤

除草剤には2種類の除草剤があり、

草が生えるのを予防する粒剤タイプと、

今ある草を早く除草してくれる液体タイプがあり、

夏場は液体タイプを使用して早めに除草を行いましょう。

液体タイプは散布して数日で枯れてくれます。

効果は長く持続しないので再度生えてきたらその都度散布しましょう。

草刈機

あまりにも伸びすぎている場合には

草刈機を使用すると良いでしょう。

夏の場合は気付いたら

1メートル以上になっていたなんて事もありえます。

 

私も実際に夏場に草を放置していたら

自分の身長くらい伸びていた事があります。

その場合は茎も太くなっていたりするので

草刈機を使用してしぶとい草も除草してくれます。

鎌、レーキなど

基本的には安価で手に入り、草刈機よりは身軽なので

思い立った時にすぐに始められる身軽さがあります。

しゃがんだりして作業をするのは大変ですが、

最近では立ったまま使用できるものも販売されているので

体力面で心配がある方はそちらを準備すると良いでしょう。

 

また、使用後は草の汁などの汚れを拭き取る事でさびるのを予防し、

長期的に使用出来るようにしておきましょう。

まとめ

夏場は少しの期間で草が急成長します。

夏の季節を快適に過ごすためにもこまめな除草は必要ですね。

出来れば夏になる前から草の特徴を理解し、

予防のための除草も必要です。

 

また、予防が出来なかったとしても、対策は出来ます。

ポイントとしては・・・・・・

草の特徴や性質を理解したうえで除草方法を工夫する。

夏場の除草は即効性と十分な効果が出るものを使用する。

この2点を重点に是非雑草対策をしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました