普段アロマオイルは使っていますか?アロマオイルときくとディフューザーに使ったり水にたらして使ったりなど様々な方法で香りを楽しんでいるかと思います。
そんなアロマオイルですが、実は香りの成分によって効果や効能に違いがあるのです。アロマオイルを選ぶ時は恐らく自分が好きな香りだったり、失敗しないようによく知られている一般的な香りを選びがちかもしれません。または種類が多すぎて自分に合うものを探せない!という方もいるかもしれません。
実は香りは想像以上に人間の嗅覚を通して、自律神経に働きかけます。その選んだ香りによって体に与える影響が違うとしたら、選び方も変わってきますよね?
そこで今回はアロマオイルの効果や効能についてご紹介します。
代表的なアロマオイルの効果と効能
代表的なアルマオイルの名称と効果・効能を紹介します。
・ラベンダー…アロマイルの中で最もポピュラーで使いやすく、初心者さんにおすすめです。ラベンダーには優れた鎮静作用があり、ストレスなどで緊張した心や体をほぐしてくれる働きがあります。また、自律神経を整えてくれる効果もあるので、寝つきが悪いときにも最適です。
・ゼラニウム…ローズにも似た香りをもつゼラニウムは女性からの人気が高いアロマオイルです。ゼラニウムには心と体、両方の働きを整えてくれる作用があり、不安やイライラをそっと鎮めてくれます。生理前や更年期の時期にも大活躍してくれるアロマです。
・カモミール…ハーブティでお馴染みのカモミールは、リンゴにも似た香りをもつキク科のお花です。甘くて優しい香りは、心を穏やかにしてストレスや緊張をそっとほぐします。またカモミールに含まれる成分には、優れた抗アレルギー、抗ヒスタミン、抗炎症作用があるため、植物療法ではスキンケアや消火器の不調の改善に使われてきました。
・ローズ…甘く優美なローズの香りは、気分を明るく高揚させて、多幸感を与え、ストレスなどによる体や心の緊張をほぐしてくれる作用があります。また、感情が抑えきれない時や落ち込んでいる時は心を安定させ穏やかにしてくれます。ローズはたくさんのお鼻からわずかな量しかとれない希少なアロマです。
・レモン…レモンのさっぱりとした爽やかな香りは、頭の中をスッキリとクリアにして集中力を高める働きがあります。植物療法の世界では、皮膚の引き締めを目的として主に脂性肌に使われています。
・ベルガモット…アールグレイ紅茶の香りづけとしても知られるベルガモットは気分をリフレッシュさせ、心の鎮静と高揚感のバランスを整えてくれる働きがあります。ベルガモットは古くから香水としても使われてきたアロマです。世界最古の香水の主要原料として使われていたとも言われています。
・レモングラス…エスニック料理としてもよく使われるレモングラスは、気分をリフレッシュさせ、身体を刺激して代謝と血行を促進する働きがあります。また、虫が嫌う香りなので虫よけとしても大活躍してくれるアロマです。レモングラスのハーブティーには、消化を促し、ガスを排出する作用もあるとされています。東南アジアでは食後に飲むことが多いようです。
・メリッサ(レモンバーム)…葉をこするとレモンのような香りがすることからレモンバームという名前がつけられた「メリッサ」は心を落ち着かせながら明るくしてくれる作用があり、心のバランスを優しく整えてくれます。また、植物療法の世界では収れん作用があるとされ、皮脂分泌のバランスを整えるために使われています。
・ティーツリー…ティツリーのスッキリとした香りは、気分をリフレッシュさせてくれる働きがあります。また、優れた殺菌・抗ウイルス作用があることから、古くから傷薬としても使われてきました。
・ペパーミント…ハッカの名前でも親しまれているペパーミントはスーッとした清涼感のある香りで気分をリフレッシュさせてくれるアロマです。ストレスや神経疲労をやわらげ、眠気を抑えてくれる働きがあるとされています。また、喉や鼻の状態もよくしてくれるため、花粉症や風邪の時期にも大活躍です。スーッとした香りは虫が嫌うので、虫よけとしても使われています。
・ユーカリ…コアラの主食としても知られるユーカリはティーツリーと同じくスーッとした清涼感があり、気分をリフレッシュさせてくれるとともに集中力を高める働きがあります。また、喉や鼻のコンディションもよくしてくれるので花粉症の時期になるとティーツリー、ペパーミントとあわせてよく使われるアロマです。
目的別アロマオイルおすすめ
目的でアルマオイルを選ぶなら、書きを参考にしてください。
- 不眠や安眠…ラベンダー、カモミール、ネロリ、マートル、マンダリン
- 集中力アップ…レモン、ローズマリー、ペパーミント、グレープフルーツ
- やる気・元気を出したいとき…グレープフルーツ、ベルガモット、レモン
- ホルモンバランスの調整…ローズ、ゼラニウム、イランイラン、サイプレス
まとめ
アロマオイルの種類や効果効能についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
アロマオイルを好きな香りで選ぶのもいいですが、たまにはご自身の体の状態や、得たい状態に合わせてアロマオイルを選んでみるのも良いかもしれませんね!ぜひ参考にしてみてください。