前回投稿した紅葉スポットは四国の石鎚山、鳥取の大山でした。
どちらもとても綺麗な場所で、歴史も深い場所ですとの内容でした。
単なる紹介記事出は無く、歴史や文化に触れた記事にしましたが、
ご興味をそそられた人もいらっしゃったようですね。
さて、本日は茨城県です。
まずは茨城県の紅葉スポットと紹介リンクをご紹介します。
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早速情報は獲得出来ます。
オススメは太子町です。
ここは自然が多く紅葉もたくさん見られますので良いと思いますよ。
写真を撮るのに良いスポットも多いです。
是非、チェックしてみてくださいね。
【茨城県は常陸国】
ところで茨城県というと
鹿島神宮を思い浮かべませんか?
鹿島神宮の由来ってご存じですか?
古事記にも出て来ますので、ぜひ読んでみてください。
ご祭神はタケミカヅチという神様でいらっしゃり、戦争勝利の神様ですね。
アマテラスは隣国の出雲の国をアマテラス国に引き入れるために
出雲の国にタケミカヅチを使わせて「国を譲れ」と伝えました。
対する出雲の国の長オオクニヌシは
「ワシは現役を引退している。息子らに判断を任せる」といいました。
その時に息子のタケミナカタは
「相撲でオレに勝ったら譲る」と言いました。
(タケミカヅチ=アマテラス、タケミナカタ=イズモ です。 名前が似ています。間違えないように。)
相撲をしようとすると、
タケミカヅチは自分の手を剣に変えました。
これでは、素手で掴めないですよね?
タケミナカタは怯み、最後は逃げる事になりました。
そして、勝ったタケミカヅチは出雲の国を平定でき、
鹿島神宮で祀られています。
負けたタケミナカタは逃げて逃げて
長野県の諏訪に追い詰められました。
そして、タケミナカタは「分かった、国を譲る。そして私はここから絶対に動かない」と約束しました。
それが諏訪大社です。
ぜひ古事記のタケミナカタノカミの項を音読してみてくださいね。
【常陸国風土記をひもとく】
さて、ここからこの項では、
古事記とは時代が下って、常陸国風土記をご紹介します。
常陸国=茨城県には、風土記がのこっていて、当時の様相が窺えます。
私は、出雲の国風土記を読んでみて、それ以来、古事記、風土記に非常に興味を感じました。
ここでは、読者様にその一部をご紹介します。
常陸国風土記は、
ページを開くと随所に「天皇」という言葉があり、その当時の役職や、誰の子かなど、治世のつながりが窺えます。
私が非常に驚いたのは、
出雲の国、古事記と同じようにちゃんと読めるのです。
と言う事は、当時から日本は言語が統一されていたとも言えるでしょう。
常陸国風土記は原典が漢文表記のようです。
でも、
各項に和歌がちりばめられていて、
文学的、文化的な要素が多いですね。
この点は出雲の国風土記が、記録要素が多いのに対し、
常陸国風土記は心情描写、風景描写のほうが多いと感じるポイントです。
数字記述よりも、
その土地にある逸話が土地と心情を表す話が多いです。
【まとめ】
紅葉はその土地の素晴らしさを知る一つのきっかけとなるのです。
紅葉をきっかけに
学校教育で地域史というジャンルを作って教えてあげたらいいのではないかな?
そうしたら、アイデンティティーが強くなって、
愛国心の教育にも繋がると思うし、
自国や地元に愛着が強くなると、生きる自信にも繋がりますよね?
修学旅行でディズニー行っても、
「修学」にはならないし、
「広島」「沖縄」に行って戦争の悲惨さを知ってもアイデンティティーはつよくならないですよね?
それなら、地元の紅葉に遠足で行って、
「あなたが生まれ育ったこの土地の逸話と歴史伝承は神の時代と繋がっているんだよ」
「それが、2600年以上も前から繋がっているんだよ」
「キリスト教は2022年だけど、日本は2600年以上で、その土地にあなたは生まれたんだよ」
「当時の人たちとあなたは同じ紅葉を見ているだよ」
「英語を学ぶ前に日本の和歌を詠おうよ」
といってあげる方がよほど良いかと思いますが、
皆さんはいかがですか?