花粉症に有効な乳酸菌とは具体的に何があるのか!?どのように摂ったら有効なのか!?
Th1細胞(アレルギー反応を抑制する)とTh2細胞(アレルギー反応を促す)のバランスが崩れると花粉症になりやすくなるそうです。
これは少し専門的なことなので詳しい説明は省略しますが、近年の世界的な状況によって衛生状態が改善されたり、消毒や手洗いの習慣などが原因で、このバランスが崩れてきているのではないかといわれています。
乳酸菌の種類ですが、乳製品、漬け物、その他があります。
どれも身体には大変良いものですが、自分に合った乳酸菌でないと、何の意味もないということになります。
乳酸菌の種類は以下のようになります。
乳製品…ヨーグルト、ナチュラルチーズ、ケフィス(乳酸菌と酵母)など。
漬け物…ぬか漬け、キムチ、すんき漬け、しば漬け、たくあん、ザワークラフトなど。
ザワークラウトは、キャベツを酢で漬けて自然発酵させたもの。
その他…納豆、みそ、しょうゆ、米麹甘酒、など
ほとんどがお馴染みの食材なので手に入れやすいのではないでしょうか。
この中から自分の腸内環境に合った乳酸菌を見つけてください。
まずは、2週間を目安に毎日続けて試してみましょう。
体調の改善や便通の改善が実感できるようになるとのことです。
腸内環境が改善され、体調や便通もよくなり免疫力もアップ。
その結果、花粉症を起こしにくい身体に整えるという期待が持てます。
免疫力を上げるには三か月くらいかかるそうなので、時間はかかりますが、自分の身体を使って、じっくり探すのが最も確実な方法ということです。
動物性乳酸菌でも植物性乳酸菌はでもどちらを選んでも問題はないそうです。
どちらかが優れているということもないということなので、その辺は気にしなくてもよさそうです。
「花粉症には乳酸菌飲料が良い」は実は間違い!?本当に効果がある正しい飲み物の摂取の仕方
改善したい症状に合わせて期待できる効果効能で選ぶことが大事とのこと。
乳酸菌の善玉菌にはおなかの調子を整えること以外にも免疫を刺激したり、ビタミンを合成したりする力があります。
免疫細胞の過剰反応によって引き起こされる花粉症。
腸内に菌を取り込むことによって症状の緩和が期待できるそうです。
花粉症の改善に期待ができる乳酸菌は以下の通り。
「BB536株」「シロタ株」「L92乳酸菌」「EC―12株」「Sn26株」など。
代表的な商品としては、ヤクルトやL-92守る働く乳酸菌があります。
これらは、免疫細胞を活性化させてウイルスの侵入を阻止する抗体を増加させてくれるそうです。
表示を見れば乳酸菌の種類が記載されているので確認して購入して下さい。
これらの乳酸菌の入った飲料を2週間から1か月は様子を見ながら飲み続けてみて下さい
飲むタイミングも大事で、時間帯は朝ではなく、夜のほうがいいそうです。
夜間も日中に比べて胃酸の分泌量が少ないので、より高い効果が期待できるそうです。
また、乳酸菌は胃酸に弱い特徴があるので、胃酸の影響を受けにくい食後に飲むのがとのこと。
もし、効果が感じられなかったら、他の花粉症に効果のある乳酸菌を試してみてください。
自分の身体で実験する以外に方法はないので、気長にじっくり、探してください。
この他にも花粉症に良いとされる食べ物、飲み物は多くあります。
腸内環境を整える働きがある食物繊維が豊富なきのこ、ごぼう、海藻、レンコンなどを意識して摂ることをおすすめします。
特に、レンコンはアレルギーを抑制するといわれているタンニン(ポリフェノールの一種)
が含まれているので、更に効果が期待できます。
レンコンは、きんぴらや煮物が定番ですが、ピザの生地の部分、天ぷら、ひき肉のはさみ揚げなど、若い人にも美味しく食べてもらえる素晴らしい食材です。
まとめ
乳酸菌や乳酸菌飲料を選ぶ際は、改善したい症状に合わせて期待できる効果や効能を持つ乳酸菌の種類からえらびましょう。
また、価格帯や容量も自分の生活パターンに合ったものを選ぶとよいそうです。
乳酸菌は続けることが大事なので、飲み続け安い価格帯、容量を選んでください。・
最低でも2週間以上、毎日続けるが大事。
より効果が期待できます。
まだ花粉症に対しての効果は研究段階ということなのですが、健康維持のため、ぜひこの機会に毎日乳酸菌、乳酸菌飲料を始めてみてください。
手軽に乳酸菌を摂りたいという方には乳酸菌サプリもお薦めです。食物から摂るのと比べてもさほど差はないようです。食物と併用してもよいそうです。
腸内環境を整えると、花粉症だけでなく、身体に良いことが多くあります。
ぜひ、この機会に乳酸菌で腸内環境を整えて健康で生き生きした日々を過ごしてください。
そして、辛い花粉症にサヨナラできる健康な身体を手に入れましょう。