実はよくわかっていない瞑想の基礎知識と効果とは?

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実はよくわかっていない瞑想の基礎知識と効果とは?

瞑想と聞くと、「お坊さんが修行でやるやつ?」「心を無にするんでしょ?」「なんか意識高い系の人がやってるやつだよね?」など様々なイメージがあると思います。

瞑想についてなんとなく知っているけどやったことがない人や、実は良く知らないという方に簡単な基礎知識と効果ご紹介します。

瞑想なんて自分には関係ないものだと思っていた人や、興味はあるけど一歩踏み出せない…という方もこれを読めばきっと日常生活に取り入れたくなるはずです!

 

瞑想っていったい何なの!?瞑想の種類と基礎知識

まずは瞑想の種類についてお伝えします。

瞑想には数千年もの歴史があり、世界中に沢山の種類が存在します。その中で比較的メジャーで初心者でも取り入れやすいものを5つご紹介します。

 

  1.  マインドフルネス瞑想…近年よく耳にする瞑想ですよね。マインドフルネス瞑想はAppleのスティーブ・ジョブズ氏が取り入れていたとして有名です。仏教がもとになっている瞑想法で、身体の五感に意識を集中させ「今の気持ち」「今の身体状況」に注意力をむけ現実をあるがままに知覚して受け入れる心を育む練習の事です。

  2. ヴィパッサナー瞑想…インドの瞑想法の中で最古のもので、自分の感覚・感情をひたすら観察し続ける瞑想法です。目を閉じてじっとしていると、いろいろなことが頭に浮かんできますが、そのままを見つめ受け入れ続けます。人はいつでも過去か未来の事で頭をいっぱいにしながら生きていて、雑念・妄想はどうにも止まりません。しかしこのヴィパッサー瞑想はありのままの自分を見つめることによって思考・感情が研ぎ澄まされて鮮明になり、妄想をとめることができます。また、自分を律するこができたり、安らぎを実感できたりします。つまり「悟る」ことができるようになる瞑想法です。

  3. サマタ瞑想瞑想の基礎と呼ばれる瞑想法です。何か特定のものひとつに意識を集中させることで集中力の向上心の落ち着きを感じられるようになります。意識を集中させる対象に決まりはないので、自信の呼吸や目の前の壁、部屋に飾ってある観葉植物などなんでも大丈夫です。

  4. 食事瞑想…その名の通り、食事中に行う瞑想法です。目の前の食べ物をゆっくり味わって食べます。そうすることで幸福感を産むドーパミンが排出され、心が安定します。現代では何かをしながら食事をする「ながら食べ」をする人が増えています。「ながら食べ」は食べることに集中できていないため、食べ過ぎてしまったり、食材本来の味を味わえていないことが多いです。食事瞑想は自分が口にしているものに意識を向け、感覚を研ぎ澄まし、全力で集中するのがポイントです。

  5. 歩行瞑想歩くことに意識を向けて行う瞑想法です。一歩一歩に集中し、足が床から離れる感覚、床につく感覚などをしっかり感じて歩きます。心の中で「左足を上げます」「踏み出します」「足を下げます」など動作を言語化し脳内で実況中継、体の動きに集中ることで雑念を取り除く瞑想法です。

 

どんな効果があるの?瞑想するメリットとは?

瞑想は自分の内面に意識を向け、自分を見つめなおすことで心身ともに様々な効果が期待できます。

集中力が向上する…瞑想を行いリラックスすると、脳の構造と機能が変化し集中力が向上します。瞑想はシンプルなプロセスで、呼吸に意識を集中したり、耳を傾けることで今現在にとどまることを可能にします。これにより気が散ってしまっても呼吸に戻って集中しなおすことが自然にできるようになります。
ストレスや不安が緩和される…私たちは、自ら不要な思考や感情に振り回されがちです。瞑想により思考や感情を客観的に見つめることで、負の要素を取り払いストレスや不安を減らすことができます。また、瞑想を定期的に行うことでコルチゾールというストレスホルモンが大幅に低下することが研究でも示されています。
睡眠の質が上がる…瞑想は睡眠の質の向上にもつながります。瞑想中は雑念が取れて脳が休まるからです。また、瞑想中は入眠時に必要な副交感神経が優位になりリラックス状態になるため、今よりも楽にぐっすりと眠れるようになります。
前向きな気分になる…瞑想は気持ちを安定させるだけではなく、前向きな気分に切り替えることもできます。瞑想をすることで副交感神経が優位になり、負の感情がコントロールされ前向きな気分になります。また、瞑想によって幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されることも、前向きな気分への切り替えを手伝っています。

まとめ

瞑想の基礎知識と種類や効果についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。意外と知られていないメリットがたくさんありましたね!

瞑想にはいくつか種類がありますが、絶対にこうしなければならないという正解はありません自分が心地よく感じ、リラックスできるようになれば習慣にすることができるはずです。まずは自分に合った始めやすいものから取り組んでみてくださいね!

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