「頭が痛いな…。熱中症かな。」と感じた時、その頭痛の治し方をご存知ですか?
外に出たときに太陽の光が目に入ったときや涼しい室内に入ったときに頭痛がすること、ありませんか?そんな時は首や太もも・脇の下を冷やすと頭痛を和らげてくれます!
外気温との差により筋肉が緊張し血管を圧迫してしまうことが頭痛の原因なんです。なので、暑くなった体を冷やしてあげるために太い血管が通っている部分を直接冷やしてあげることで筋肉の緊張がほぐれ、頭痛も治ります。
「熱中症は危険」という意識がある中でも、このような治し方や対策を知っていれば、しっかりと予防することが出来ます!
そこで今回は、熱中症の予防方法について詳しくご紹介します!
熱中症を未然に防ぐ!熱中症予防に効く食べ物とは
暑い季節の中、体を動かすためには栄養が欠かせません。
夏となるとどうしても、さっぱりとした食べ物や体を冷やしてくれる食べ物が食べたくなりますが、暑さに勝つ体にはたくさんの栄養が必要になります。
そこで熱中症を防ぐために必要な栄養素と一緒に熱中症予防にもってこいの食材をご紹介します!
熱中症予防に必要な栄養素、その1
筋肉を整えてくれるナトリウム・カリウム
暑い日にはたくさん汗をかき、水分補給をすると排泄で水分を排出します。
その水分と一緒に体の外へ出て行ってしまうのがこのナトリウム(塩分)とカリウムです。
ナトリウムは醤油や塩、味噌に多く含まれます。調味料として適切な量を摂取したり食卓にプラス一品としてお味噌汁を加えるといいでしょう。また、食材ではかまぼこ・はんぺんなどの練り物や梅干し、子どもたちも大好きなウインナーやハムにもナトリウムが多く含まれています。暑い日のお弁当には少し多めにウインナーやハムを入れてみてはいかがでしょうか。
カリウムは枝豆やにんじん、ズッキーニ、体を冷やしてくれるきゅうりなど夏野菜と言われるものに多く含まれています。これらの食材を使った夏野菜カレーは熱中症を防ぐには最適です!また、乾燥わかめや切り干し大根、焼き海苔などの乾物系のほか、スイカやバナナなどにもカリウムは多く含まれています。
ナトリウムとカリウムは筋肉の機能を調節してくれるため、足がつるという「こむら返り」を防いでくれます。
熱中症予防に必要な栄養素、その2
エネルギー源として欠かせない糖質
夏の暑さに負けないためにはエネルギーが必要不可欠です。
そのエネルギーを作り出してくれる栄養素が糖質。
糖質はご飯やパン、麺類(いわゆる主食と呼ばれるもの)、芋類、くだもの、砂糖、ハチミツなどに含まれています。夏の暑さで食欲が湧かない時にはそばやうどんなどの麺類を食べるといいですね。
炭水化物や糖分を摂取してエネルギーを作ることで、夏バテ防止にもなります。
熱中症予防に必要な栄養素、その3
疲労回復にもってこいビタミンB1
体力を消耗しやすい夏は体を休めても疲れがなかなか取れない。なんてことはありませんか?ビタミンB1は糖質と一緒に摂取することでエネルギーをたくさん作り出してくれるんです。
ビタミンB1は豚肉(特に赤肉)や大豆、ほうれん草やブロッコリーに多く含まれています。
また、オレンジやパイナップルにも含まれているので野菜が苦手なお子さんも気軽に摂取することが出来ますよ!
また、土用の丑の日はうなぎ!というほどにうなぎには夏に必要なこの3栄養素がたっくさん詰まっているんです!まさにパワーフードですね!
熱中症予防に効く!?生活リズムの整え方とは
熱中症を予防するためには、まずは元気な体を作ることが大切な第一歩になります。
そのためには毎日の生活リズムを見直すことから始めましょう!
①早寝・早起きをする
早寝早起きをすることで体のリズムが整い、日中元気に過ごすことが出来ます。
早起きが苦手・・・という人は朝起きたら日光を浴びる時間を作りましょう。
日光を浴びると体は自然と調子を整えようとしてくれるんです!
目が覚めるだけでなく、ストレス解消にも繋がるんだとか。
また、22時から2時は脳を休めるのに最適な時間帯。この時間に熟睡できると日中の疲れをぐんぐん回復させ、さらには免疫を高める成長ホルモンを分泌させてくれます。
②朝食をしっかりと摂る
朝は時間がないから、と朝食を疎かにしがちですがこれがNG!朝食を摂ることで体が目覚めます。体が目覚め、食べたものがエネルギーとなり元気に日中の活動が出来ます!
日中に元気に活動することができれば夜はぐっすりと寝ることができるので、生活リズムがどんどん良くなっていきます!
朝食を取るということは熱中症を予防するための第一歩と言えますね!
③一日3食のバランスが取れた食事をする
熱中症予防のために欠かせないものは、やはり栄養。
汗や排泄で体の外へ出て行ってしまった塩分や水分を取り入れるために、主食・主菜・副菜・汁物とバランスの取れた食事を心がけましょう。
栄養素の組み合わせによっては、糖質とビタミンB1のように一緒に摂ることでさらに熱中症を予防する効果を高めてくれる食材もありますよ!
ただ暑いとどうしてもさっぱりとした冷たい麺類に偏ってしまうことがありがちなので、『食欲が増すような食事』をテーマに考えてみてはどうでしょう。
④水分補給をこまめにする
何かに夢中になるとついつい水分補給が忘れがちになってしまいますね。
喉が渇いた。と思った時には遅い!なんて言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。
食事の時はもちろん、朝起きた時・外に出る前・お風呂の前後・寝る前などと意識してこまめに水分を取ることが大切です。
この時に、飲み物の種類にも気をつけましょう。
水・ミネラル入りの麦茶・ほうじ茶が水分補給には適しています。甘いジュースや炭酸などの清涼飲料には大量の砂糖が入っているためいつの間にか糖の過剰摂取になってしまうたので気をつけましょう。また、冷えた飲み物は暑い夏にはちょうどいいのですが飲み過ぎてしまうと胃腸を刺激し過ぎて腹痛を起こしたり、お腹を下し食欲の低下につながります。目安としてはコップ1杯の水分を口に含める程度の量に分けてゆっくりと飲んでいくのがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
熱中症を防ぐためにはバランスの良い食事と睡眠、そしてこまめな水分補給が大切になっていきます。
夏に必要な栄養素や食材を知り、生活リズムを意識して過ごすだけでも予防になりますね!
予防策がわかっていれば熱中症に怯える事もありません。
一緒に暑い日を乗り越えていきましょう!
コメント