毎年新しい手帳を買って、「今年こそは日記をつけるぞ!と思っても結局3日坊主で終わってしまう…」「日記をつけるといいらしいと聞いたけど、実際どんなメリットがあるのかわからない…」「日記って毎日何を書けばいいの?」という方も多いのではないでしょうか。今回は日記を書くことによるメリットや、おすすめの書き方についてご紹介します。
日記を書くとこんなにいいことが!
普段パソコンやタブレットを使う機会が増え、昔ほど自分で考え、感じたことを文字として書くということが少なくなりましたが、実は日記や文章を書くことで得られるメリットはたくさんあるのです。
- 文章力・語彙力・表現力の向上…日記をつけるメリットとしてまず最初に挙げられるのは、文章力・語彙力、表現力の向上です。スポーツの練習と同じで、繰り返し書き続けることで文章も次第に上達していきます。また、日記を書いていく中で、文章を素早くわかりやすくまとめる力が鍛えられますし、言葉の言い回しや表現を調べて工夫して書くようにすると語彙力や表現力も上がっていきます。
- 自己分析ができる…日記で一日を振り返ると、自分の行動や内面を客観的に見ることができます。自分のモチベーションの上がり下がりや、どんなことに喜びを感じているかなど普段は気にかけていないことに気づくことができ、自分の傾向を知ることができます。そして自分の傾向を知ると、よりよく過ごすヒントにもなるので、ぜひ日記を役立ててみましょう。
- 伝える力が鍛えられる…自分の感情や出来事を文章にするにはまず頭の中で思考や感情を整理して文章にまとめるということが必要です。その工程を素早くできるようになるため、相手に自分の思ったことを簡潔にきちんと伝えられるようになります。
- ストレス解消になる…日記には人に言えない悩みや不満を存分に書き出すことができるので、モヤモヤが解消されて気分がすっきりします。また、モヤモヤやストレスを感じた時にどのように乗り越えたかを書いておくとまた同じ場面に出くわしたときにスムーズに乗り越えることができます。そしてその結果ストレスを軽減させることにもつながります。
- 前向きになれる…日記にその日の出来のなかで良かったこと・嬉しかったことを書くように習慣づけると、日記に書くために良かったことや嬉しかったことを意識するようになり、それまで気づかなかった小さな幸せをみつけることができ幸福感が高まります。また、日記を読み返した時にポジティブな感情が蘇り感謝の気持ちがあふれるようになります。
- 継続できたことが自信になる…一つのことを継続するのは意外と難しいものです。一行だけでもいいので毎日文章を書いていけば「自分にもできることがある」と自信をもてるはずです。日記は目に見える形で自分が継続できたことがわかるので達成感にもつながります。
おすすめの日記の書き方
- その日の出来事を感情と合わせてか書く…一日の出来事をただ書き出すのもいいですが、その出来事に対して「自分はどう感じたか」「なぜそのように感じたか」「その時自分はどう考えたか」もあわせて書くようにしましょう。そうすることで自分の心の中が整理されます。
- その日学んだことや気づいたことを書く…感心したことや心を動かされたこと、新しい発見、学びになったことなどを日記に書きのこしてみましょう。あとから読み返すと何かヒントが得られるかもしれません。
- 夢や目標を書く…何も書くことがない、という日は将来の夢や目標を日記に書いてみましょう。夢や目標を書き出すことで、脳が認識し実現するための方法を考えられるようになるかもしれません。日記は過去の出来事だけではなく、これから実現したいことを書き出してもいいのです。
- アレンジを加えて書くことを楽しむ…日記は文章が基本ですが、イラストや写真、お気に入りのシールなどを貼って視覚的に華やかにするのも、日記を楽しく継続するコツです。
まとめ
ここまで日記の書き方や効果をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?日記を書こうと思っても、何をどう書いたらいいのかわからず、手が進まないという方。そして結局三日坊主…というかたも多いでしょう。そんなか方にぜひ今回お伝えしたおすすめの日記の書き方を参考にいていただき、日記を書くことにはたくさんのメリットがあることを思い出して書いてみてください。また、日記の効果を最大限に活かすなら「あとで読み返すことを前提に書く」ということも意識して書いてみましょう。日記は過去を振り返るだけではなく、未来の自分へ向けたメッセージやアドバイスシートのようなものです。読み返した時に役に立つものにするためにも、なるべく出来事や考えを客観的に書いておきましょう。必ず将来のあなた自身の役に立つはずです。ぜひ参考にして日記を書き始めてみてくださいね!