子犬のしつけは何から?順番ってあるの?あなたの悩みを解決!

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子犬のしつけ適齢期は約2ヶ月!しつけにおやつは必要なの?

 

初めて子犬を飼う方が一番に直面する問題「しつけ」

適した時期ってあるの?順番ってあるの?

そんな疑問は尽きないですよね。

かくいう私も、しつけに悩んだ飼い主のひとりなので

「しつけってなんだろう?」

そんな疑問を解決する手助けになればと思います。

しつけの適齢期って?

生後4週間~13週の約2か月間は、子犬の「社会化期」と呼ばれています。

 

諸説ありますが、人間の年齢で例えると

3歳から5歳くらいのお子さんです。

3歳から5歳ともなると、行動も活発になり

様々な事に好奇心が刺激される時期ではないでしょうか。

 

子犬も同じです。

この頃の子犬の体験は、成長後の愛着や嗜好性に関係し

また様々な刺激に慣らしやすいため

「最も学習に適した時期」と言われています。

 

もちろん、ピークの13週を過ぎてしまっても、即適齢期終了!なんて事はありません。

ですが、大きくなるにつれ、子犬の個性に合わせて自我が芽生え始めます。

社会化期に留守番ばかりになってしまったり

散歩の回数が少なく、外との触れ合い、他の犬や人との関わりがなかったために

大人になってから「犬見知り、人見知り」をするようになってしまう

色々な物を怖がってしまう

 

これでは、飼い主さんも犬もストレスが溜まってしまいますね。

可愛い愛犬のためにも、飼い主さんのためにも、子供の内に様々な経験をさせてあげましょう。

 

しつけの順番って?

しつけに順番ってあるの?

厳密に、「初めにこれを覚えさせれば上手くいく!」という順番はありません。

飼い主さんが愛犬とどのように生活していきたいのか?

ライフスタイルに合わせた「しつけの必要性」を考える事が大切です。

と言われても、必要性って何??と思う方が大半だと思いますので

「子犬の社会には何が必要か」について例をあげ考えていきましょう。

 

しつけの必要性

経験しておきたい「社会」の必要性

関わりが多そうな人との触れ合い

小型犬、中型犬、大型犬、室内飼い、屋外飼い

環境問わずお世話になるのは「獣医さん」ですね。

ワクチン、フィラリア等での来院は必須として、健康診断等を面倒臭がらず

しっかりと行いましょう。

 

また、飼い主さんによっては、ペットサロンを利用する方もいるかもしれません。

つまり、トリマーさん達です。

自身で愛犬のケアをするのも大切ですが、トリマーさん達のお世話になることで

「他人との触れ合い」の練習になる事も覚えておきましょう。

 

子犬の「活動範囲」

犬には欠かせない、日頃の「お散歩」

人がたくさんいる場所(ドッグカフェ・ドッグラン等)

どの場所も、犬の「社会経験」のために役立つ場所です。

色々な場所に行き、色々な音を聞き、様々な体験をすることで、

むやみやたら恐怖心で怯えてしまう、なんてことも少なくなっていくかと思います。

 

ライフスタイルに合わせた必要性

続いて、人と生活していく上で大切な「しつけ」の例をあげていきます。

名前を覚えてもらう

人間と同様、「飼い主に呼ばれていることを認識」するために必要なのが名前です。

アイコンタクトをする際注目してもらう必要がある時

つまり、コミュニケーションを取るために大事なものとなるので

「あだ名をつける」「家族間で違う名前で呼ぶ」等は

犬が混乱してしまうのでやめましょう。

 

トイレトレーニング

室内飼いが多くなった昨今では、必須となるのがトイレトレーニングです。

飼い主さんと愛犬が円満に生活するために

「犬の排泄のタイミング」を理解しましょう。(床の匂いをかぐ、くるくると回り始める等)

 

ハウストレーニング

ハウス(ケージ)を寝床として教える事をハウストレーニングと呼びます。

留守番時、災害等で犬との非難を余儀なくされた時

子犬の頃から慣らしておくことでいざという時の備えにもなります。

 

体を触ることに慣らす

動物病院での触診や診察、トリミング等で、普段触られないところに触れられ

驚いて噛んでしまうという子も少なくありません。

普段から、ブラッシングで全身、歯磨き等で口周り

目やに取り等で目元等、触られる事に慣れておくといいでしょう。

 

「お座り」の練習

どうして犬に「お座り」等のコマンドが必要なのでしょうか?

かわいいから?出来た方が賢く見えるから?

確かに、お座りをして飼い主さんを見上げる愛犬程可愛いものはありません。

ですが、一番の目的は「犬の気持ちを鎮める事」です。

 

お座りは、興奮した犬を落ち着かせ

問題行動の防止や危機を回避するために必要なコマンドなのです。

 

上記で取り上げたのは、「最低限必要なしつけ」の例です。

当然、室内で飼う場合、屋外で飼う場合

アパート住まいなのか一軒家なのか、飼い主はひとりなのか

家族で飼うのか、等条件によって「必要性」は変わります

愛犬の個性と性格、飼い主さんのライフスタイルに合わせ

お互いが円滑に生活できるようにしていきたいですね。

 

しつけにおける「おやつは」必要?

犬にとっての「おやつ」とは?

総合栄養食を食べていれば、おやつは必要ないのでは?

そういった意見もありますし、確かに栄養面や健康面では問題ないでしょう。

ですが人間も、頑張った時や特別な時には

普段と違った食べ物を自分へのご褒美として食べるのではないでしょうか?

犬も同じですね。

 

いつものご飯とは違う特別な「おやつ」を食べることは

犬にも良い効果をもたらすのです。

飼い主さんからのコマンドを上手に出来た時、褒められた上に美味しいおやつももらえたら

愛犬だって「またやってみよう」という気持ちになると思いませんか?

 

注意点

犬に「おやつ」を食べさせる際、当然注意すべき点もあります。

犬用のおやつを与えること

人間の食べ物は味も濃く、犬に与えてはいけない成分が多く入っています。

食べたがるから、食べると喜ぶからと安易に与えては

病気の原因になったりしてしまうので、注意しましょう。

 

量より回数

犬は、与えた分だけ食べてしまう傾向にあります。

一度に与える量が少なくても多くても、満腹度や幸福度に違いはありません。

 

「おやつを貰えること」に幸福を感じるといってもいいかもしれませんね。

なので、一度に全て与えるのではなく、分割し回数を増やすことで

犬は、おやつをもらえた回数分喜んでくれるでしょう。

 

また、犬種や体重によって1日に食べられるおやつの量は決まっているので

肥満になってしまわないよう、飼い主さんが調整してあげて下さい。

 

しつけに大事な事は順番ではなく必要性、おやつは量より回数を重視

おさらいになりますが、

・沢山の人との触れ合い

・活動範囲を広げる

・名前を覚えてもらう

・トイレトレーニング

・ハウストレーニング

・体に触る事に慣れさせる

・お座りを覚えてもらう

・おやつは適切な量を守って、回数を多めに

等様々ありますが

「時期」と「社会・ライフスタイルに合わせた必要性を考えて

飼い主さんと愛犬が円滑な生活を育めるようにしましょう。

 

しつけに大切なことは、「飼い主さんの一貫性」です。

呼ばれる名前が毎度違う、人によっていう事が違う

これでは犬も混乱してしまいます。

犬にも個性や性格があることを考え、飼い主さんと愛犬のペースで進んでいきましょう。

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