ここを見ている方は、
「猫と暮らしたい!」「子猫を飼いたい!」
と思っている人が大半だと思います。
手間もあまりかからず、何よりかわいいという事で、近年猫を家で飼う人は増加してきているのが現状です。
そんなかわいらしい猫たちと出会う方法は、
- ペットショップ
- 知人に譲ってもらう、野良猫の保護
- 保健所での引き取り、譲渡会への参加
等様々ありますが、今回は1番目、ペットショップにフォーカスしていきます!
猫を買うにあたり、「安くなる時期」というのはあるのでしょうか?
また、猫の種類により値段の差はどの程度あるのでしょうか?
ペットショップで猫を買うと?相場は幾らくらい?
「猫」と端的に言っても、その種類は様々です。
純血種や雑種等…多岐に渡ることは明白だと思います。
お迎えする家族を値段で判断するのは心苦しいでしょう。
しかし、ペットショップで猫を買うなら、当然知っておかなければなりません。
ここでは、ペットショップで人気のある猫たちの相場を調べてみました。
猫の種類について然程詳しくない人でも、「聞いた事がある!」と思う猫さん達だと思いますよ。
スコティッシュ・フォールド
10万円~30万円
スコティッシュ・フォールドは、スコットランドで発見された突然変異した猫の個体から発生しました。
短い足と折れた耳、ずんぐりした体型が特徴的でかわいいと言われる人気種です。
折れ耳が有名ですが、耳が折れない子もいますね。
身体のバランスが良く、折れ耳であること、長毛種、珍しい毛色を持つ子は値段が高くなりやすいそうです。
高い子だと60万、70万、という値段が付けられることも…。
アメリカン・ショートヘア
10万円~20万円
通称「アメショー」。
猫好きの皆さんもそうでない方も1度は聞いた事があるのではないでしょうか。
特徴的なマーブル模様が可愛らしいですよね。
また、アメリカンショートヘアは、比較的穏やかで人懐っこく、猫が初めてという方でも飼いやすい事が人気の理由の1つとなっています。
スタンダードに近い体型や、模様が美しいと値段が高くなるようです。
メイン・クーン
15万円~25万円
一般的に、ニューイングランド地方メイン州が原産とされていて、飼育されている猫の中でも大柄な事で有名な長毛種です。
オスの個体だと8キロ~10キロ位になる、なんていう子も…。
メイン・クーンの値段が上がる理由として、毛色や体格が良いこと、耳の先の飾り気が理想的である、等が上げられます。
毛色によって、20万円を切る子もいれば、30万を超える子もいるので、よく確認してみましょう。
マンチカン
10万円~25万円
マンチカンは、北アメリカを起源とする猫の一種です。
ダックスフンドやコーギーを連想させる、身体と短い足が特徴です。
性格的には、比較的おとなしく人間になれやすいため、飼育しやすい猫種といえるでしょう。
短足かつスタンダードな体型、頭部や頬骨の形が理想的である事、人気の毛色であることが、値段の差として表れてくるようです。
高い子だと、80万円を超える事もあるそう…。
ラグドール
25万円~35万円
名前に「ぬいぐるみ」という意味を持つ長毛種です。
性格も、大きな体つきに比例し落ち着いており、人に慣れやすいと言われています。
名前の通り、抱っこをされることが大好きな子が多い印象ですね。
毛色として、濃茶・ビターチョコレート色が足先に入っているような希少な色であること、親猫の血統が良い(キャットショー)等があると価格も上がってしまいます。
ノルウェージャン・フォレスト・キャット
20万円~30万円
ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、ノルウェーが原産の寒い気候にも適応可能な長毛種です。
比較的大柄な子が多く、オスであれば7キロ程になることもあるそう。
体毛はダブルコードで厚みがあり、そのふさふさした毛がかわいいと人気を集めています。
価格が上がるポイントとしては、人気の毛色であること、後ろ足が前足より長く腰が太っていないこと、等があげられます。
ペットショップで安くなる時期があるって本当?猫を買う理想の時期は?
上記では、人気の猫種をペットショップで買う際の相場についてお話しました。
続いて、「猫を安く買える時期」について調べてみました!
結論から申し上げると、値段が下がる時期はあります。
では、どうして安くなるのでしょうか?
下記で説明していきたいと思います!
猫の個体差
まず、猫の個体差(毛色や月齢、品種等)についてです。
月齢
皆さんは、ペットショップへ行く際、どの程度の月齢の子を求めていきますか?
大抵の人は、生後3か月~4ヶ月程の子猫を見に行くはずです。
子猫も子犬も同じですが、大きくなるにつれて、警戒心や物心がつき始めるため扱いづらくなってしまう…といった印象が強くなってしまいます。
よって、価格は下げざるを得ないのです。
品種
ペットショップも商売なので、どの子猫も同じ価格で…ということはできません。
人気の品種や、希少性の高い品種等で値段は大きく変わっていきます。
同じ品種であっても、毛色、性別等によって価格も変動するようですね。
体格等
体格…違う言葉で表すと、猫の「スタンダード性」です。
私達一般の人から見るとどの子も同じに見えますが、プロからしてみると、耳の大きさや頭の形、足の長さや骨格等で値段が変わっていきます。
より「スタンダード」に近い子が高く評価されるということのようですね。
ペットショップの猫は冬に高くなる
個体差ではない価格の変動は、猫の出産シーズンが大きく関わってきます。
猫は、年に2回春と秋に発情期というものがある事は皆さんご存知ですか?
発情期を経て、無事に妊娠した猫は約2か月間お腹の中で赤ちゃんを育てます。
生後およそ60日間はブリーダーさんの元で過ごし、その後ペットショップで販売されていくのです。
発情期の時期を見ても、子猫が多く生まれるのは夏から冬(12月頃)までの間。
需要と供給の観点から、子猫が多い時期は値段は安くなり、少ない時期は高くなります。
よって、猫の価格が下がる時期は「夏場」といえるでしょう。
まとめ
日本で人気の猫の品種の相場は、下記のとおりです。
スコティッシュ・フォールド | 10万円~30万円 |
アメリカン・ショートヘア | 10万円~20万円 |
メイン・クーン | 15万円~25万円 |
マンチカン | 10万円~25万円 |
ラグドール | 25万円~35万円 |
ノルウェージャン・フォレスト・キャット | 20万円~30万円 |
価格は、猫の個体差や月齢、スタンダード性で大きく変わってくることも覚えておきましょう。
また、子猫を安くペットショップで購入しようとしている方は、「夏場」がオススメです。
冬場は、子猫自体が少ないため、必然価格も上がってしまいます。
いかがでしたでしょうか?
迎える時期により、猫の値段が変わると言うのは私も初耳でした。
ペットショップで猫を迎え入れたいと思っている方の参考になれば幸いです!