立春は過ぎたといってもまだまだ寒い日が続き、早く暖かい春にならないかな~と願うばかりの毎日。
もしかして私だけこんなに寒いのかしら??と思うこともしばしば。
どんなに厚着をしても、暖かい部屋にいてもなかなか温まらない。そんなあなたはかなりの冷え性かも!?今回は体が冷える原因や、冷えがもたらす悪影響、体を芯から温める方法についてまとめてみました!
それこそが体を冷やす原因かも!?改善するべき習慣5選
運動不足
運動不足により筋肉が衰え筋肉量が減ると、体内で生み出せる熱も少なくなるため体が冷えやすくなります。
男性より女性に冷え性が多いのは筋肉量の差が影響しています。
また、筋肉を動かさないと血行が悪くなり、冷えを助長します。
そのため適度な運動で筋肉量の低下を防ぐことや、血行を良くすることが冷え性対策になります。
筋肉量を増やすには、体の中でも大きな筋肉がある下肢を鍛えるのが効果的です。
ウォーキングや、自宅で簡単にできる筋トレ、スクワット、ストレッチ、ヨガなどがおすすめです。
食生活の乱れ
食生活が乱れていると体を冷やす原因になります。
日常的に冷たい飲み物や食べ物を摂取することが多い人は、なかなか体が温まりません。
冬でもアイスコーヒーや、冷たいアイスを食べるのが大好き!という方結構いますよね?
また、ファストフードやコンビニ弁当など偏った食生活も体を冷やす原因になります。
この偏った食生活は自律神経の乱れや基礎代謝の低下にもつながり、慢性的な冷え性になる恐れがあるので注意が必要です。
バランスの良い食事を意識し、飲み物は常温か温かいものを摂るようにしましょう。
生姜入りの飲み物や、ココア、カモミールティーなどが良いでしょう。
体を温める食材としては、発酵食品や香辛料を摂ることがおすすめです。
ストレス過多
生活習慣の乱れは、自律神経のバランスが崩れる原因になります。
手足がなかなか温まらない人はストレスが原因の場合が多いかもしれません。
ストレスによって交感神経が過剰に優位な状態になると、血管が収縮して血行が悪くなり、血液が体の末端まで届きにくくなるため、手足が冷えやすくなります。
主にストレスが原因で冷えている人は、リラックスして副交感神経を優位にさせることが重要です。
一日の終わりに、秋冬は41~42℃、春夏は40~41℃のお湯にしっかりつかり体を温めましょう。
お風呂上りに肩や首のマッサージやストレッチをして全身の筋肉をほぐすと血行もよくなるのでおすすめです。
睡眠不足
睡眠がしっかりとれてないと、血行が悪くなり、体が冷えて基礎体温も下がります。
また睡眠不足だとホルモンの分泌も低下するので、基礎体温にも影響がでます。
睡眠時間は4時間を下回らないようにしましょう。
眠る前に蒸しタオルで目を温めると副交感神経のスイッチがはいり、全身がリラックスできます。
首や肩が疲れているときは首の後ろに、立ち仕事で疲れているときは腰に、精神的に落ち込んでいるときはお腹をあたためてみてください。
喫煙・受動喫煙
タバコを吸うとニコチンにより急激に血管が収縮して血行が悪くなり、体を冷やします。基礎代謝も低下させることから、冷え性の方にタバコは大敵といえます。自分が吸っていなくても、身近にタバコを吸っている人がいれば受動喫煙により同様の影響が出る場合があります。冷え性の改善のためには禁煙をおすすめします。
体をあたためるといいこと尽くし!
体を温めると、基礎体温が上がり体調不良などを改善することができます。
からだが温まると、血管がひろがり血行が良くなり、それによって筋肉や内臓への酸素・栄養素が多くいき渡ります。
老廃物の排泄も促進されるので、疲労回復や病気の予防につながります。
また、免疫機能が向上するので、あらゆる病気の予防や改善につながります。
このように体を芯から温めることは健康を維持するために必要不可欠ですし、いいこと尽くしです。
エアコンやストーブといった外からの力に頼らずに、自らの力で体を温めることができるようになりましょう。
まとめ
体がなかなか温まらない原因や、冷えがもたらす様々なトラブルについてよく分かりましたね!
これからの生活には体を温める“温活”を取り入れて体の不調を改善し、健康な体作りを意識してみましょう!