色々な洗剤や漂白剤を試してみても、洗濯物の臭いがとれないと悩んでいる方は、たくさんいらっしゃると思います。
そこで、今回は洗濯物に残る臭いの原因と臭いを消すための予防や方法を紹介していきます。
どうやってもとれなかった洗濯物の臭いを解消して、快適な生活を目指しましょう!
洗濯してもとれない臭いの原因!
- 普通の洗濯では十分に菌を取り除けない
- 洗濯する前の衣類が長時間、濡れたままで洗濯機に放置されている
- 洗濯後、濡れたままで放置している
- 洗濯ものが、しっかり乾いていない
洗濯をして見た目はキレイになっているのですが、繊維に染みついた皮脂や汗の汚れは普通の洗濯では、すべて取り除くことはできません。
衣類の繊維に残った汚れをエサに雑菌が増え続けていきます。
雑菌は高温多湿を好みます。
濡れたままの衣類や長時間履き続けていた靴下などは、そのまま放置しているだけで雑菌が繫殖し続けてしまい、臭い発生させるだけでなく、皮脂や汗の汚れは「黄ばみ」などの原因にもなります。
特に靴下は長い時間、高温多湿の状態で履き続けてしまうため、ほかの衣類より雑菌が多く、臭いも強力なので注意が必要です!
洗濯ものを干すのを忘れてしまって、そのまま放置してしまうと洗濯しても落ちなかった雑菌が繁殖して、臭いの原因になります。
洗濯ものを干しても生乾きで、なかなか乾きにくい場合でも雑菌が繁殖してしまいます。
洗濯ものに雑菌が残った状態で、衣類が十分に乾いていないと雑菌は増え続け、汚れを分解するときに臭いを発生させてしまいます!
臭いを消す予防と対処法7選!
弱アルカリ性粉末を使う!
皮脂や汗の汚れには「弱アルカリ性粉末洗剤」が効果的です。
皮脂や汗は「弱酸性」のため、「弱アルカリ性」が効果的です。
しかし、粉末洗剤は液体洗剤にくらべ、繊維が傷つきやすいので注意して使用してください。
洗剤、柔軟剤は適量で使用する!
洗剤や柔軟剤が多すぎると、洗い流すことができず残ってしまいます。
残ってしまった洗剤や柔軟剤も雑菌のエサになりますし、多めに使用しても汚れが落ちるわけではありません。
洗剤、柔軟剤は適量で使用してください。
40℃ぐらいの温水で洗濯をする!
40℃ぐらいの温水は洗剤や漂白剤の効果がもっとも高く、皮脂や汗の汚れを溶かして落としやすくします。
お風呂の残り湯を使う際は、「洗い」のときだけにしてください。
残り湯も雑菌が多く含まれていますので、「すすぎ」のときは通常の水を使用してください。
※注意点:高温は衣類が傷みやすいので気をつけてください。
雑菌を殺菌するには乾燥機を使用!
家庭内で使われる乾燥機でも殺菌効果はありますが、コインランドリーの乾燥機は家庭用にくらべて高温なので、速く乾き雑菌を殺菌する効果が高いです。
※注意点:表示タグで確認してから乾燥機を使用しましょう。
アイロンも高温で殺菌効果がありますので、アイロンを使用しても問題ない衣類は積極的に使用していきましょう。
洗濯ものはすぐに洗い、たくさん詰め込まない!
汚れて、濡れたままの洗濯ものは放置しているだけで雑菌が増え続けていきます。
特に、靴下は他の衣類にくらべて、靴の中で高温多湿の状態が長いので雑菌が多く繫殖します。
脱いでそのまま洗濯機にいれて放置すると他の衣類にも雑菌が繫殖しますので、すぐに洗濯ができないときは、一度手洗いをしてから洗濯機にいれてください。
洗濯ものが多すぎると洗浄力が落ちるため、7割ぐらいで洗濯するのがおすすめです。
しかし、家族の人数が多い家庭では洗濯ものがたくさんでるので、難しいとおもいます。
分けて洗濯するにしても、時間も水道代もかかってしまいますので、できる範囲で工夫してください。
洗濯後はすぐに干す!
洗濯後、湿っている状態が長く続くと再び雑菌が繁殖しますので、早めに干すようにしてください。
干すのを忘れて、放置してしまった場合はもう一度洗濯することをおすすめします。
湿っている時間を短くすることが、雑菌の繁殖を抑えるコツです。
洗濯槽の掃除をする!
洗濯槽のカビや汚れも臭いの原因になるので少なくても、2~3カ月に1回は定期的に洗濯槽クリーナーを使って、掃除をしてください。
汚れも溜まらず、臭いも付きにくくなります。
まとめ
洗濯しても落ちなかった汚れから雑菌が繁殖して、汚れをエサにして分解するときに発生させる臭いが、洗濯後の「生乾き臭」の原因になります。
高温多湿で湿っている洗濯ものがもっとも、雑菌が繫殖します。
洗濯前後の湿っている状態を短くして、すぐに乾かすことが雑菌の繫殖を抑えることができます。
今回紹介した7つのポイントを実践して、臭いの原因を解消していきましょう!