大人気作品の「君の名は。」や「天気の子」で知られている新海誠作品の「すずめの戸締り」。
もう見た方も多いのではないでしょうか?
「すずめの戸締り」の魅力はたくさんありますが、その中でも今回は曲とキャラクターについてズームアップして特集しちゃいます!!
本編では聞けない新曲の話や、各キャラクターの魅力まで!
ぜひ本編を見ていないという方も、きっとこの記事を見たら映画すずめの戸締りを見てみたくなること間違いなし!
映画「すずめの戸締り」の魅力は曲?!映画本編では聞けない新曲があるってホント?
すずめの戸締りの曲と言えば、前作、全前作から引き続き「RADWIMPS」の楽曲が使われています。
新海誠作品=RADWIMPSと思う方も多いのではないでしょうか?
2022年11月11日公開の「すずめの戸締り」のサウンドトラック中には、主題歌をはじめとした曲が収録されています。
その中でも、主題歌の「ハルカカナタ」のメロディーはCMなどで聞いたこともあるのではないでしょうか?
RADWIMPSの手掛けた曲と映画のストーリーがとてもマッチしていて心に刺さります。
素敵な新海誠作品の楽曲を手掛けているRADWIMPSですが…。
映画本編にない曲を作曲し、サウンドトラックに潜ませているのをご存じでしょうか。
映画を見た方の中にはすでにサウンドトラックを聞いたよ!という方もいると思いますが…。
曲の中で映画本編になかったよな?と思う曲があったと思いませんか?
実は…。
これから紹介する2曲は本編では流れていない、とても魅力的な曲なんです。
・環さんの心情を描いた「Tamaki
作中で出てくる「環さん」の想いを綴った歌、「Tamaki」は本作での影の主役の曲と言ってもいいでしょう。
いきなり始まる「あなたが嫌いだった」という言葉になぜか共感してしまう人も…。
大好きで愛おしいはずなのに、疎ましくなったり思い通りにいかないという心の内。
「すずめ」と「環さん」を通じて自分自身の家族の姿を思い描かずにはいられないでしょう。
母と子だけでなく、兄弟や姉妹、旦那と妻…。
掛け替えのない、愛する相手を思い続けることの苦しさと強い愛情から漏れた切なくも、深い愛を歌っている魅力的な曲です。
ぜひ一度聞いてみてください!
・ノスタルジックな気持ちになる「すずめの涙」。
会いたい人に会えることが「必ずできること」ではない世界を歌っている、どこか懐かしく胸がキューっとする曲です。
「強くなろう。忘れよう。」と思うことも多いですよね。
実際にそんな事ができないことも、長い人生の中には多いですよ…。
そんな、感情を代弁しながら優しく包み込んでくれるような曲「すずめの涙」。
すずめの成長と草太の存在を映画後に振り返るのにぴったりな、ノスタルジックでピアノの伴奏が魅力的な曲です。
ぜひ映画すずめの戸締りを鑑賞後に、リラックスしながら聞いてみてください。
映画「すずめの戸締り」の魅力その2「キャラクター」のリアルな感情があふれている!
すずめの戸締りの宣伝動画でもたくさんのキャラクターが出てきます。
どのキャラクターも個性的でしっかり役の作りこみがされています。
ダイジン【子猫ちゃん?】
真っ白な子猫?と思わせる姿のダイジン。
猫好きにはたまらないフォルムをしており、気まぐれな猫に見えます。
CMではすずめに固執し、草太を毛嫌い…。
映画の中では重要な役割を持っており、すずめに重要なことを教えていきます。
最後まできちんと役割を果たしていくキーキャラクターです!
環さん【愛情深い環さん】
すずめを大切に思う家族思いの女性です!
過保護な面もあり感情的になってしまいすずめとの関係性に四苦八苦…。
人の親になるということの覚悟や難しさを考えさせられます。
入場者特典第3弾「環さんのものがたり」としてスピンオフ小説にもなっています。
作者の新海誠さんも映画を気に入った方にぜひ読んでほしいとツイートしています。
そして『すずめの戸締まり』入場者特典、「怖い夢を、あなたがもう見ませんように ~環さんの物語~」は明日から全国映画館で配布開始です。新海が書き下ろした短編小説です。環がどのような想いで鈴芽を引き取り、育ててきたのか。映画を気に入ってくださった方にはぜひ知ってほしい物語です。ぜひ。 pic.twitter.com/TOQOr5NQid
— 新海誠 (@shinkaimakoto) December 23, 2022
鈴芽
主人公すずめ、怖いもの知らずというのがぴったりの女子高校生。
作中内の草太との掛け合いも面白く、すっと気が付いたら人と仲良くなってしまう。
そんな不思議と愛されるキャラクター性が魅力的です。
すずめは、タフで強いイメージが強いですが実際は心に抱えているものがあり…。
劇場版でぜひ、すずめの抱えてきたものとその成長を見てください!
リアルな本音や身大の人物像
すべてがうまくいく!
という単純な恋愛物語ではなく、現実世界でもある犠牲やリアルを落とし込んだ作品となっています。
やりたいことや、自分の想いをぶつけ合うのではなく、折り合いや相手に気遣って生きている。
そんな人間味が深いキャラクターが多く描かれているからこそ、作品内のキャラクターの持つ覚悟や決意に感動します。
すずめを支えるたくさんのキャラクター、自分自身を励まし「明日」に向かって歩んでいくすずめ。
1度だけではなく、何度見ても新たな発見ある映画「すずめの戸締り」はまだまだ公開中です!
まだ見ていない‼という方はぜひ劇場のスクリーンで見る事をおすすめします!
まとめ
・キャラクターのリアルな感情が魅力になっている
・映画を見た後は、特典や曲で振り返るとさらに感動する
いかがだったでしょうか?
もう見たという方も、まだ見ていないという方も、すずめの戸締りの魅力を感じていただけたでしょうか?
私も、2回以上映画館に足を運んでいますが、何度見ても新たな感情や発見が生まれ考えさせられる物語だと思っています。
まだまだ公開中なので、ぜひ劇場で「すずめの戸締り」を鑑賞してみてくださいね!