夏になるとぐんぐんと元気に成長する雑草。
その成長力は凄まじく、抜いても抜いても生えてくる。と困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は雑草に悩まれている方のために、いくつかの対策方法を解説いていきます。
対策の一つに「砂利を敷く」という方法があります。
私の実家でもこの対策方法が採用されていました。
実際に砂利で雑草対策をしてみた結果をメリットとデメリットと一緒に紹介します。
- 砂利を敷いて良かったこと
私の実家の駐車場は夏になると雑草がボーボーに生えていましたが、砂利を敷いたことによりその雑草の数は激減!
植物は日光と水がないと成長できないというのはご存知の通り。
砂利を敷くことで日光を遮断し、雑草の種が成長することを妨げるという対策です。
ちゃんと砂利の効果が出ていました。
また、私の実家では砂利は防犯面でも大活躍!
砂利の上を歩くときの音で、室内からでも「あ、誰か来た」と認識することができるんです。
これには泥棒も近寄りたくなくなりますね。
- 砂利を敷いて悪かったこと
砂利を敷いたからといって100%雑草が生えてこない。というわけではありませんでした。
たまに小石と小石の間から目を出している砂利も。
砂利の上を歩いていると段々とその重みで砂利は土の中へ埋もれていってしまいます。
その隙に雑草がまたぐんぐんと伸びてきてしまうのが原因。
また、砂利の量が少ないのも原因の一つ。
厚めにびっしりと大きめサイズの砂利を敷くのがおすすめです。
とはいえ、敷いていた砂利はだんだんと数が減っていくんですよね。
きっと靴の裏に挟まってたり、他の場所へ転がっていってしまったり…
定期的に砂利を追加するという手間がありました。
デメリット解消のためには、「防草シート」を併用する方法があります。
砂利の下にこの防草シートを敷くことで、雑草の種が飛んできても根っこはシートを貫通できず雑草も生えないという仕組みです!
この砂利と防草シートのコンビで対策すればもう雑草に悩まされることもありませんね。
生えてしまった雑草に!熱湯をかけると効果があるって本当!?
砂利を敷く他にも「雑草に熱湯をかける」という対策方法を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
実はこの対策、一時的な効果はあるのですがまたすぐに雑草が生えてきてしまうんです。
雑草に熱湯を撒くと草は焼けて枯れた状態になるのですが、雑草は根っこが残っていれば何度でも生えてくる強者。
表面的に枯れて安心ていると、気づくとまた生えてきてる。なんてことが多いです。
熱湯で雑草対策をする場合は、深い根っこまで行き届かせるように大量の熱湯を雑草の周りにも広く撒くということがポイント!
けれど、大量の熱湯をキッチンから外へ運ぶというのも危ないですよね。
一つ間違えれば大火傷。
安全に、簡単にできるような雑草対策を目指しましょう。
雑草対策にはやっぱり除草剤!?狙った雑草だけに効かせる方法
雑草対策と言ったらやっぱりこれ、「除草剤」ではないでしょうか。
砂利を使った対策は砂利と防草シートを買って、防草シートを張って、砂利を敷いて…と初期費用もかかるし何よりも手間が多い。
熱湯を使って対策は大量の熱湯を沸かして外まで持っていくので火傷の危険性がある。
これらに比べて除草剤は初期費用も安く、簡単に雑草対策ができるのでとても手軽ですよね。
砂利や防草シートと比べると効果は短いのでこまめに除草剤を散布しなければいけませんが、今すぐにでも効果を得たいという方にはおすすめです。
しかし、実際に除草剤使ったことがある方は間違えて他の植物も枯らしてしまったという経験も。
狙った雑草だけに聞かせる方法を知っておくとそんな事故も防げます!
- ポイントその1 枯らしたくない植物とは2m以上の距離をあけて使う
自分ではかけてないつもりなのにうっかりかかってしまったという悲しい事故もありえますよね。
また、直接かけていなくても土に染み込んだ除草剤が他の植物に効いてしまうということも。
必ず他の植物とは離れたところで使用するようにしましょう。
- ポイントその2 風がない日に除草剤を撒く
液体の除草剤は霧状にして散布することが多いです。
風に乗って他の植物も枯らしてしまったなんてこともよくあるお話。
無風の日や穏やかな風が吹いている日に作業するようにしましょう。
最近では様々な除草剤の種類が出ています。
大切に育てている植物を枯らしてしまいそうで心配という方は、ピンポイントに狙ったところにかけられるシャワー型の除草剤がおすすめです。
まとめ
- 雑草対策には砂利と防草シートがよく効く。
- 砂利の敷くことで雑草対策だけではなく防犯対策にもなる。
- 熱湯を使った雑草対策は一時的な効果のみで、すぐに雑草が生えてきてしまう。
- すぐに雑草を除去したい人には除草剤。
- 除草剤を使用するときは他の植物を枯らさないように、シャワー型の除草剤がおすすめ。
雑草対策には様々な方法がありますね。
どの対策を選ぶかは、何を重要視するかで変わってきます。
初期費用や手間はかかるけど、長期的に雑草対策をしていくのか。
すぐに効果は得られるけど、短期間に何度か雑草対策をしていくのか。
メリットとデメリットを見ながら自分のやり方や、その土地にあった雑草対策を見つけてみてください。
そうすれば、しぶとい雑草対策に悩まされる日々ともこれでおしまいです。
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